先端技術を扱う当クライアント企業では、採用全体では一定の成果が出ている一方、製造部門人材の採用強化が課題となっていました。
本プロジェクトでは、グローバル企業としての採用ブランドを維持しながら、日本の製造部門人材の応募率向上につなげるため、採用サイトの構成設計を支援。製造部門人材の情報ニーズや応募プロセス上の課題を整理し、重点コンテンツや求人導線の改善方針を構成案へ落とし込みました。
背景・課題
- 採用全体では一定の成果が出ている一方、製造部門人材の採用が不足していた
- 製造部門に該当するページは一定閲覧されていたものの、他部門に比べて応募率が低い状態だった
- 全社採用ブランドを維持しながら、日本の製造部門人材の採用に向けた対策が急務であった
支援内容
- 採用における転換率の悪化要因を特定し、改善に向けた方針を整理
- 製造部門人材の不安解消とエントリー意欲向上につながる重点コンテンツを強化
- 求人票へ到達しやすいUIや導線の設計
成果
- 製造部門人材の応募率向上に向けて、採用サイト上で改善すべき論点が明確になった
- 全社採用ブランドと重点ターゲット採用を両立する構成・導線が整理された
目次
- プロジェクトの難所
- 解決に向けたアプローチ
- Qopoの貢献
- 関連サービス
プロジェクトの難所
全社採用ブランドと、重点ターゲット採用の両立
当クライアント企業では、採用全体としては一定の成果が出ていた一方で、製造部門人材の採用に課題がありました。特に、事業成長を支える製造部門の採用強化が求められており、同領域における応募数・採用決定数の向上が重要なテーマとなっていました。
製造部門に該当するページは一定閲覧されていたものの、他部門に比べて応募率が低く、採用サイトトップから求人応募までのプロセス上に、転換率を下げる要因が散見される状態でした。
さらに、同社はグローバルに事業を展開する先端技術企業であり、採用サイトにも全社としてのブランドや先進性を保つ必要がありました。その一方で、日本の製造部門人材の採用を強化するには、ターゲットの関心や判断基準に即した情報設計が求められます。全社としての採用ブランドを崩さず、重点ターゲット採用に必要な訴求と応募導線をどう設計するかが、本プロジェクトの難所でした。
解決に向けたアプローチ
製造部門人材の意思決定プロセスに沿った情報設計と応募導線の再構成
本プロジェクトでは、多様な候補者が訪れる採用サイトにおいて、全社としての採用ブランドを保ちながら、重点ターゲットである製造部門人材を応募へ導く構成へ再設計しました。サイト閲覧から求人応募に至るプロセスデータ、既存サイトの構成、インタビュー内容などをもとに、採用における転換率の悪化要因を特定し、改善に向けた方針を整理しました。
重点コンテンツの設計では、製造部門人材の応募判断に必要な情報を、単なる情報追加ではなく、エントリー意欲を高めるための訴求要素として再構成しました。競合サイトや自社求人情報の整理も踏まえ、候補者が応募前に感じる不安や判断材料の不足を補いながら、採用ブランドとの整合性を保ったコンテンツ方針へ落とし込みました。
応募導線については、採用サイト上で形成した関心を求人応募へつなげるため、求人票へ到達しやすいUIや導線を設計しました。重点ターゲットが自分に関係する求人を見つけやすく、次の行動へ進みやすい情報配置へ見直すことで、採用サイトトップから求人応募までの流れを再構成しました。
これにより、全社採用ブランドを維持しながら、製造部門人材の応募率向上に向けた情報設計と応募導線を一体で見直し、採用サイトの構成方針へ落とし込みました。
Qopoの貢献
採用成果につなげる、構造化と推進のマネジメント
本プロジェクトにおけるQopoの貢献は、全社採用ブランドとの整合性を見据えながら、重点ターゲットである製造部門人材の応募率向上に必要な情報設計と導線改善を構造化し、具体的な構成案へ落とし込んだ点にあります。
製造部門人材の応募率が低いという課題に対し、サイトアクセスだけを見るのではなく、求人応募に至るプロセスデータ、既存サイト、競合サイト、自社求人情報、インタビュー内容などを横断的に整理。クライアント側で漠然としていた応募率低下の背景を、重点ターゲットの応募判断を阻害する要因として可視化しました。
そのうえで、転換率の悪化要因とそれを解消するための具体策を体系化するとともに、関係者が同じ前提で議論できるよう、課題認識・改善方針・構成案のつながりを整理。限られたスコープの中でも、採用成果に向けて判断しやすい構成案へと具体化しました。