フリーコンサルタント向けのマッチングサービスを展開する当クライアント企業では、登録者獲得における広告依存度の高さが課題となっており、事業拡大に向けて、オーガニック経由の登録者獲得を強化する必要がありました。
本プロジェクトでは、マッチングにつながるフリーコンサルタント登録者の獲得とマーケティングROIの改善に向けて、SEOコンサルティングを支援。登録者獲得状況や検索市場の競争環境を踏まえ、優先的に取り組むキーワード領域、内部施策・コンテンツSEOを中心としたアクションプラン、改善運用の進め方までを設計しました。
背景・課題
- フリーコンサルタント登録者獲得における広告依存度が高く、オーガニック経由の登録者獲得を強化する必要があった
- 単なる登録者数の増加ではなく、案件とのマッチングにつながる登録者を費用対効果高く獲得することが求められていた
- 主要キーワードカテゴリでは競合サイトが先行しており、SEO後発の状態から取り組むべき領域を見極める必要があった
支援内容
- 既存の登録者獲得状況を、登録数・マッチング状況・収益性の観点から整理し、SEOで獲得すべき登録者像を明確化
- 検索市場の競争環境や自社サイトの状態と照らし合わせて効果シミュレーションを行い、優先的に取り組むキーワード領域を定義
- 定義したキーワード領域をもとに、内部施策・コンテンツSEOを中心としたアクションプランと改善運用の進め方を設計
成果
- SEO後発の状態から、登録者獲得に向けて優先的に取り組むキーワード領域が明確になった
- 登録者像・検索市場・自社サイトの状態を踏まえ、SEO施策をマーケティングROI改善の観点から検討しやすい状態になった
- 広告依存度の低減に向けて、SEOを継続的に成果へ近づけるための実行・改善の進め方が整った
目次
- プロジェクトの難所
- 解決に向けたアプローチ
- Qopoの貢献
- 関連サービス
プロジェクトの難所
SEO後発から、勝ち筋を見出す
当クライアント企業では、フリーコンサルタント登録者の獲得において広告依存度が高く、事業拡大に向けて、オーガニック経由の登録者獲得を強化する必要がありました。目指していたのは、単なる登録者数の増加ではなく、案件とのマッチングにつながる登録者を費用対効果高く獲得することでした。
一方で、対象サイトは主要キーワードカテゴリにおいて競合サイトが先行しており、SEO後発の状態にありました。限られた予算で成果につなげるには、単に検索ボリュームの大きい領域を広く狙うのではなく、登録者の質や収益性、自社サイトの現状、競合との差分を踏まえて、どの領域から突破口をつくるかを見極める必要がありました。
さらに、SEOは広告のように短期で成果を調整しやすい施策ではありません。初期段階で注力領域を誤れば、流入は増えても登録やマッチングにつながらず、投資対効果が見えにくい状態が続きます。広告依存度の低減とマーケティングROIの改善に向けて、SEO後発の状態から、成果につながる領域と実行順序を設計することが本プロジェクトの難所となっていました。
解決に向けたアプローチ
マーケティングROIを見据えたSEO戦略と改善基盤の整備
本プロジェクトでは、SEOをオーガニック流入の拡大施策として捉えつつ、登録数・CPA・マッチング状況も見据えながら、広告依存度の低減とマーケティングROIの改善につながる取り組みとして設計しました。
【検索市場と自社の状態を踏まえた注力領域の設定】
既存の登録者獲得状況を、登録数だけでなく、案件とのマッチング状況や収益性の観点から整理し、SEOで獲得すべき登録者像を明確化。さらに、検索市場の競争環境や自社サイトの状態と照らし合わせて効果シミュレーションを行い、優先的に取り組むキーワード領域を定義しました。
【優先キーワードに基づくアクションプランニング】
定義したキーワード領域をもとに、既存ページの評価向上と新規ページ作成の役割を整理。既存ページでは、上位ページとの差分を踏まえ、titleタグやアンカーテキスト、内部リンク構造など、ページのテーマ性を高めるための改善方針を具体化しました。新規ページでは、既存ページだけでは取り切れない検索意図に対応するため、対策キーワードの選定からページ要件の策定までを整理し、内部施策・コンテンツSEOを中心とした実行方針へ落とし込みました。
【改善のための運用設計・体制構築】
施策実行後の結果を次の改善へつなげるため、レポート内容や効果検証の観点を整理。また、単にキーワードの検索順位や流入の変化を追うだけでなく、登録やマッチングへの影響も確認しながら、改善サイクルを回せる設計としました。
また、SEO施策を継続的に推進するために必要な人材要件を定義し、社内外からの人材調達も支援。既存ページの改修、新規コンテンツの制作、効果検証、追加施策の検討を継続的に進められる体制へ落とし込みました。
Qopoの貢献
事業収益を見据えた「鷹の目」・「虫の目」の設計
本プロジェクトの成功の鍵は、広告依存度を下げながらマーケティングROIを改善するために、SEOを事業収益に向けた大きな視点と、検索順位を高めるための緻密な設計の両面から捉えた点にあります。
SEOを単なるサイト流入増加施策として捉えると、流入数は増加しても、事業収益に繋がらない可能性があります。そのため、登録数・登録者の質・案件とのマッチング・収益性まで見据えたSEO戦略を策定しました。
一方で、実際に検索順位を高めるためには、ページ単位・キーワード単位での緻密な設計が求められます。上位ページが評価されている要因と自社ページとの差分を徹底的に分析し、既存ページで補うべき要素と、新規ページとして設計すべき領域を明確化。SEO後発の状態でも成果につなげるための実行方針へ落とし込みました。さらに、運用設計や推進体制の構築を支援し、SEO施策を継続的に改善する土台を整えました。